骨粗鬆症・骨折

2026.07.15高齢者に多い骨折について

【高齢者に多い骨折について】

ずっと自宅で安心して暮らすために

高齢者の骨折は、転倒や段差につまずいたことがきっかけで起こることが多く、生活の質に大きな影響を与えます。特に大腿骨や手首、背骨(圧迫骨折)などは、日常生活の動作が難しくなり、早期の治療とリハビリがとても重要です。

当院では、急性期病院と連携して骨折された患者様が、「自宅で再び安心して暮らせること」を目標に支援しています。

高齢者に多い骨折ランキング(5つ)

高齢者に多い骨折は、以下の部位が中心です。

  1. 大腿骨近位部骨折(太ももの付け根) → 立てない・歩けない状態になりやすく、入院が必要になることが多い。
  2. 橈骨遠位端骨折(手首) → 転倒して手をついた際に起こりやすい。
  3. 脊椎圧迫骨折(背骨) → 転倒だけでなく、軽い負荷でも起こることがある。
  4. 上腕骨近位部骨折(肩) → バランスを崩して横に倒れた際に多い。
  5. 肋骨骨折 → 転倒やぶつけた衝撃で起こりやすく、呼吸時の痛みが強い。

これらの骨折は、骨粗鬆症が背景にあることが多く、再骨折のリスクも高いため、治療と予防の両方が重要です。

骨折が「要介護」につながる原因ランキング

高齢者の骨折は、要介護状態につながることがあります。 その主な理由は以下の通りです。

  1. 歩行能力の低下 → 大腿骨や脊椎の骨折は、歩行が困難になり、活動量が大きく減る。
  2. 筋力の低下(廃用症候群) → 痛みで動けない期間が続くと、筋力が急速に落ちる。
  3. 転倒への恐怖心 → 「また転ぶかもしれない」という不安から外出が減り、生活が縮小する。
  4. 認知機能の低下 → 入院や環境の変化がきっかけで認知機能が落ちることがある。
  5. 骨粗鬆症による再骨折 → 一度骨折すると、次の骨折が起こりやすく、生活の自立度が下がる。

骨折は「手術」だけでなく、運動と栄養、メンタルケア、家族のサポートを含めた生活の再建と再骨折予防がとても大切です。

 

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